キャットドール：「ジョーカー」監督：続編を作るには、まず「テーマの共鳴」が必要

『ジョーカー』の監督トッド・フィリップスはロサンゼルス・タイムズ紙のインタビューで、現時点で続編を撮影する計画はないと改めて述べたが、今度は続編を撮影するための前提条件を明らかにした。

彼は、「ジョーカー」の続編を作るなら、同じ緊張感のあるストーリーにしなければならないと語った。なぜなら、「ジョーカー」のストーリー自体が観客の支持を得る鍵だからだ。

「…続編は、この『犯罪王子』についてのクレイジーな物語だけではだめで、最初の映画と同じようなテーマの共鳴を持たなければなりません。なぜなら、それが人々がこの映画を好きな根本的な理由だと思うからです。多くの映画は火花をテーマとしていますが、この映画は火薬をテーマにしています。それを再びリアルに再現できれば、楽しいものになるでしょう。」

『ジョーカー』続編の話し合いは8月に始まり、フィリップス監督は、ホアキン・フェニックスがどんな役を演じようとも、また彼と仕事をする気があると語った。そして、皆が「続編」と叫んでいた時、彼は『ジョーカー』の続編の計画はなかったと語った。なぜなら、映画の構想が最初に提出された時、1本の映画の計画しかなかったからだ。 10月の『ジョーカー』公開を前に、主演のフェニックスはフィリップス監督と『ジョーカー』をベースにしたさらなる作品の製作について話し合っていると語っていた。

『ジョーカー』は興行収入10億ドルを突破し、R指定映画としては初めてこの記録を達成した。