キャットドール：著者がテトリス映画をめぐってアップルを訴え、自分の本に基づいていると主張

『テトリス効果：世界を催眠状態にしたゲーム』の著者ダン・アッカーマン氏は、アップルとテトリスが彼の本を許可なく改変したとして訴訟を起こした。

アッカーマン氏は、マンハッタンの米連邦裁判所に8月8日に提出した訴状の中で、アップルのオリジナル映画『テトリス』は、自身の2016年のオリジナル本と「同じ雰囲気、トーン、前提、設定」を持ち、「特定の章やページ」を直接翻案していると主張している。

彼はアップルとテトリスが不正競争、著作権侵害、ビジネス関係への不法な干渉を行っていると非難した。

彼は映画の制作予算の3％に相当する実際の損害賠償と補償的損害賠償、および同額の懲罰的損害賠償を求めている。テトリス映画は8000万ドルの予算で制作された。

著者は、2016年に出版前の本をテトリス社に送ったと主張している。同社は本の知的財産権のライセンスを拒否し、アッカーマン氏に「映画やテレビの機会」を追求することを思いとどまらせる「強い言葉」の停止命令書を送ったとされている。

訴状によると、テトリスのCEOマヤ・ロジャース氏と脚本家のノア・ピンク氏は2017年にアッカーマン氏の同意なしに同氏の本の映画化を開始した。