ピクサーのアニメ映画『インサイド・ヘッド2』は北米での公開初週末に大きな成功を収めた。北米では6月14日に公開されて以来、過去3日間のプレミア興行収入は1億5500万ドルに達し、2018年公開の「インクレディブル・ファミリー」(1億8200万ドル)に次ぐアニメ映画史上2位となった。 コムスコアによると、「インサイド・ヘッド2」は2024年の国内公開作品でも最高の興行成績を記録し、「バービー」以来、公開から数日で興行収入が1億ドルを超えた初の映画となった。さらに、『インサイド・ヘッド2』は海外で1億4000万ドル、全世界で2億9500万ドルの興行収入を上げ、映画デビュー作として史上最高の興行収入を記録した。 これは、数年間の困難な時期を経て、ピクサーにとって大きな勝利となる。厳しい時期はパンデミックから始まり、ディズニーとピクサーは劇場公開からわずか2週間後に『オンワード』をデジタルで公開せざるを得なくなり、次の3作品『ソウル』、『ルカ』、『ティーン・ディプレッション』はDisney+で独占公開されることとなった。 2022年に公開された『ライトイヤーズ』はピクサーの劇場復帰作となったが、世界興行収入はわずか2億2600万ドルだった。 『エレメンタル・シティ』は、世界中で5億ドル近くの興行収入を上げ、2017年の『リメンバー・ミー』以来最高の興行収入を記録したオリジナルアニメ映画となり、この愛すべきスタジオの復活のきっかけとなった。 ピクサーは今後、2025年公開予定の『エリオ』と2026年公開予定の『トイ・ストーリー5』に全力で取り組んでいる。ピクサーのジム・モリス社長は、2年ごとに映画を3本制作し、『Mr.インクレディブル』や『ファインディング・ニモ』など既存のシリーズにさらに重点を置く計画だと語った。 願わくば、『インサイド・ヘッド2』がピクサーにとって新たな成功の波の始まりとなり、5月のように人員削減をしなくて済むことを。 |
<<: キャットドール:パラマウント・ピクチャーズとスカイダンスの合併の噂は保留中
>>: キャットドール:東京アベンジャーズ TV アニメの続編が決定、新アートワークも公開
個性豊かな学生たちの暗く歪んだキャンパス恋愛を、誇張抜きでリアルに描いた人気漫画『惡の華』の実写映画...
世界中のファンに愛されているドラえもん最新映画『ドラえもん のび太の月面探査記』は、2019年3月1...
マーベル・シネマティック・ユニバースのほとんどのスーパーヒーローとは異なり、シャン・チーはスーツに合...
本日11月9日、藤子・F・不二雄原作による新作アニメーション映画『ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2...
レブロン・ジェームズ主演のバスケットボール映画の続編『スペース・ジャム A New Legacy』の...
ピリ・インターナショナル・マルチメディアが2019年1月に開始した人形劇シリーズ「ピリ・ヒーローズ・...
サンディエゴ・コミコン2020では、マーベル・コミックを原作とした『ニューミュータンツ』の長編映画の...
島国ナガトによる人気ライトノベルを原作としたテレビアニメ「たとえばこれは魔王の門付近で生まれた少年が...
『パンズ・ラビリンス』『ヘルボーイ』『パシフィック・リム』などの作品を手掛け、「メキシコ三大監督」の...
ソニーは以前からアニメプラットフォームのCrunchyrollに注目しており、同サービス買収に多額の...
最近、国産SF映画『上海要塞』の公開ポスターが公開され、関係者は8月9日に同映画が夏に公開されると発...
春節の映画興行収入をめぐる競争は熾烈で、今日は2本の映画が興行収入10億ドルの大台を突破した。午後3...
本日(9月19日)、『スポンジ・ボブ:ビキニボトムを救え』が中国本土で10月18日に公開予定となり、...
山田重仁氏による原作、阿部司氏による漫画「フリーリアンの埋葬」がアニメ化されることが発表された。メイ...
トム・ホランド主演の映画『スパイダーマン3』では、ロバート・ダウニー・Jr.演じるトニー・スタークと...