キャットドール：「ヴェノム」の評価が低いのに興行収入が高い理由はこれかも

2018年の世界映画興行市場を振り返ると、映画賞シーズンに輝いた『ボヘミアン・ラプソディ』の他に、批評家の評価が低かったにもかかわらず興行的にヒットした映画の代表例が『ヴェノム』だ。ロッテン・トマトの評価は29%と低かったにもかかわらず、この映画は全世界で8億5600万ドルの収益を上げ、ソニー・ピクチャーズの利益が前年比30%増加するのにさえ貢献した。

『ヴェノム』が商業的に成功した理由としては、原作コミックの影響や主演トム・ハーディの人間的魅力もあるが、ヴェノムのキャラクターデザインや映画終盤の戦闘シーンの新鮮さも挙げられる。スーパーヒーロー映画が優れているためには、もちろんあらゆる面で努力が必要ですが、アクションシーンにおける革新が大きな割合を占めていることは明らかです。

実際、コンピューター特殊効果エンジニアの努力に加え、この戦闘はコンセプト設計の段階ですでにかなりリアルなものでした。今週末は、3 人のコンセプト アーティスト、David Masson、Matt Millard、Paolo Giandoso の作品を皆さんと共有したいと思います。